林業事業体、製材工場、合板工場、原木流通業者、製品流通業者、プレカット工場、住宅会社から、いわゆるウッドショックによる木材不足と価格高騰が発生した当時から令和４年１２月に至るまでの現場実態などについてアンケート調査を実施するとともに、林業、木材産業、木材利用に知見を有する学識経験者から、木材不足と高騰の影響や再発防止に向けた対策、課題についての意見を聴取し取りまとめました。

　木材製品流通を営む企業を対象に、木材製品の納品先、各部材の調達先、部材ごとの国産材の取扱割合、国産材利用に向けた提案などについてアンケート調査を実施しその結果を取りまとめました。

　プレカット加工を行う企業を対象に、資材の調達先、部材ごとの国産材の取扱割合、ウッドショック時の使用樹種変更の有無、国産材の利用向上に向けた意見などについてアンケート調査を実施しその結果を取りまとめました。

　工務店を対象に各部位の国産材の使用割合、主な樹種、樹種の選定方法、国産材の利用促進に関する意見などについてアンケート調査を実施しその結果を取りまとめました。

　国産材のＪＡＳ構造用製材のＬＣＡ原単位を構築するため、調査結果に代表性が確保できるようにアンケート調査によりＬＣＡ調査の工場を選定し、対象工場の現場調査等を実施して排出原単位を算出しました。