一般社団法人 高知県木材協会

1.実施概要

実施団体の説明

 高知県木材協会は高知県内の素材生産から製材・流通にかけて幅広い団体・企業が結集し、一丸となって森林資源の活用に取り組む団体である。
 また、高知県からの支援を受け地産外商活動に取り組む土佐材流通促進協議会の事務局や木育・木製品の普及を目的とした高知県木材普及推進協会・高知県林業活性化推進協議会・高知県木製品工業連合協同組合などの事務局も担っている。
 

事業の目的

 中層木造ビル(高知モデル)建築促進のためのJAS製材サプライチェーンを構築し、地域JAS製材の安定供給及びカーボンニュートラルへの貢献を目指す。
  

事業内容・結果(事業項目ごとに具体的に記載)

(1)高知都市木造推進協議会開催
日 付 会 場 対 象 参加人数 目的・テーマ
令和6年10月15日 サンピアセリーズ(高知市) JAS製材認定工場、プレカット設計士、行政 23名
  • 協議会発足(趣旨、目的)
  • JAS製材普及のための課題と解決のための取組みについて協議
令和7年1月20日 ちより街テラス(高知市) JAS製材認定工場、プレカット設計士、行政 14名
  • JAS製材を採用してもらうための手引き(案)について協議(発注者や設計士向け)
 
 
(2)研修会・講習会の開催
日 付 会 場 対 象 参加人数 目的・テーマ
令和6年10月15日 サンピアセリーズ(高知市) JAS製材認定工場、プレカット 設計士、行政 23名 テーマ
  • 中高層・都市木造建築の設計と実際
  • 建築基準法改正とJAS製材について
令和6年12月19日 ちより街テラス(高知市) JAS製材認定工場、設計士、行政 11名 テーマ
  • 木材SCM支援システム(Molink)について
  • BIMにおけるMolinkの活用方法
令和7年1月20日 ちより街テラス(高知市) JAS製材認定工場、プレカット 設計士、行政 14名 テーマ
  • 改正建築基準法 2階建ての木造一戸建て住宅等の確認申請・審査マニュアル(ダイジェスト版)
 
 
(3)連携グループのネットワークづくり
 前述の協議会や研修会へ参加したメンバーによるJAS製材に関する情報共有と各地域内のJAS製材のサプライチェーンを構築するために、発注者(市町村)や設計者に対する設計における特記仕様書への留意事項について協議
 
 
「高知県産材JAS製材の採用のための手引き」の概要
 
(4)販売促進・PR活動
 県内外でのイベントでの販売促進・PR活動
日 付 会 場 対 象 参加人数 目的・テーマ
令和6年10月26~27日 高知市中央公園(高知市) 一般県民 6,400名 イベント名
もくもくエコランド
2024
令和6年11月7~8日 インテックス大阪 木材関係業者、工務店、設計士等 7,200名 イベント名
非住宅木造建築フェア
2024
令和6年12月19~20日 東京ビッグサイト 木材関係業者、ゼネコン、工務店、設計士、行政等 5,700名 イベント名
WOOD コレクション
2024 Plus
 

もくもくエコランド2024

非住宅木造建築フェア2024

WOOD コレクション2024 Plus
 
高知モデルの見学会一覧


 
(5)関連事業者との協働
 JAS製材工場と土木建設業のマッチングを図り、JAS製材以外の製品の利用先として 外構用として、屋外ベンチへの材料供給を想定し、イメージ図を作成した。
 
② 高知県産ヒノキ(w70×t30)
③ 鋼管
 
 

2.事業実施により得られた効果

 県産材木造ビル(高知モデル)の実物件建築のためのJAS製材供給のネットワークづくり構築を目標として、今年度は、JAS製材工場、プレカット工場を中心としたメンバーが一同に会し、協議会を発足させ、地域JAS製材を採用しやすくするために、発注者や設計者に対する設計図書における特記仕様書の留意事項(「“高知県産材JAS製材”採用のための手引き」を整理し、今後の取組み方向を確認した。
 

3.今後の課題

 高知都市木造推進協議会の活動のより一層の活性化が課題であり、そのためには、ネットワークの拡大・強靭化が必須であると思われる。スピード感をもって、着実に取り組むことが重要で、次年度は、今年度整理した「“高知県産材JAS製材”採用のための手引き」の周知のため、県内市町村や設計者への普及啓発を積極的に行う計画である。